MySQL Enterprise Service Agent を Windows
にインストールするには、mysqlserviceagent-
(version
-windows-installer.exeversion
は 3
つのパートから構成されるバージョン番号)インストーラをダブルクリックします。
エージェントを Windows サービスとしてインストールする場合、権限を持つユーザとしてインストールする必要があります。
Windows Vista では、アカウントコントロールが有効の場合、オペレーティングシステムのダイアログボックスによりインストールの確認が要求されます。
また、Service Agent を unattended
モードでインストールすることもできます。これは特に、複数のインストールを実行する場合に便利です。詳細については、項2.7. 「無人インストール」を参照してください。
最初に、MySQL Enterprise Service Agent インストールの言語を選択します。「OK」をクリックしてインストールを続けます。
「Next」をクリックして、インストールプロセスを開始します。
インストールディレクトリを選択します。デフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program
Files\MySQL\Enterprise\Agent
です。このインストールディレクトリを選択するか、新しいディレクトリを入力します。「Next」をクリックしてインストールプロセスを続けます。
監視する MySQL サーバの情報を指定する必要があります。監視するホストの IP アドレスまたはホスト名、および MySQL サーバに接続するときに使用するポート、ユーザ名、パスワードを入力する必要があります。この情報を使用して MySQL サーバにアクセスできるか確認する場合、「Validate MySQL hostname or IP address」チェックボックスを選択してください。
「Next」をクリックして、インストールを続けます。
Query Analyzer を使用する場合、MySQL Enterprise Service Agent プロキシを有効にする必要があります。プロキシはデフォルトで有効になっています。インストール中にプロキシを無効にした場合に Query Analysis を使用するには、プロキシを有効にする必要があります。Query Analyzer の詳細については、章 9. Query Analyzer ページを参照してください。
プロキシが有効にされている場合、MySQL Enterprise Service Agent はクライアントアプリケーションのネットワークポートでリスニングし、接続をバックエンド MySQL サーバに転送します。MySQL Enterprise Service Agent が接続をリスニングするポート番号を変更できます。デフォルトポートは 4040 です。
使用する MySQL Enterprise Service Manager は、インストール中に設定する必要があります。ホスト名、ポート、エージェント認証情報を入力する必要があります。MySQL Enterprise Service Manager をすでにインストールしている場合、インストール中に作成されるインストールレポートファイルでこの情報を確認できます。必要な情報を入力し、「Next」をクリックして進みます。
インストール中に入力した情報を含む設定レポートが提供されます。このレポートに示されている情報を確認します。問題があれば、「Back」を使用して設定画面に戻り、情報を変更します。情報が正しい場合、「Next」をクリックして進みます。
この時点ではまだインストールパラメータを変更できます。「Next」をクリックしてインストールプロセスを開始します。
エージェントがインストールされたら、確認メッセージが表示されます。「Next」をクリックしてインストールを終了します。
MySQL Enterprise Service Agent を自動的に起動できれば、インストールは完了です。エージェントを起動できるようにするには、チェックボックスを選択したままにします。エージェントを個別に起動するには、チェックボックスの選択を解除します。「Finish」をクリックして、インストールを終了します。
Service Agent がインストールされたら、これを起動する必要があります。Service Agent の起動および停止の詳細については、項2.5.1. 「エージェントの起動および停止: Windows」を参照してください。