ここでは、旧バージョンの MySQL からのアップグレードについて説明します。MySQL 4.1 では、MySQL 4.0 との上位互換性がほぼ完全に確保されており、その理由は単に機能の大半が新しい点にあります。したがって、コンフリクトを引き起こす要素は旧バージョンに存在しません。ただし、相違点と注意点がいくつかあります。
最重要:``MySQL 4.0 キャラクタセット'' には、``MySQL 4.1 キャラクタセット'' と ``MySQL 4.1 照合順序'' の両方の特性が含まれています。しかし、これを覚えておく必要はありません。今後は、同じ複合オブジェクト内でキャラクタセットまたは照合順序特性を並存させない予定です。
MySQL
には各国キャラクタセットに関する特別な処理が用意されています。
4.1. NCHAR
は CHAR
と同じではなく、N'...'
リテラルは
'...'
リテラルと同じではありません。
最後に、キャラクタセットと照合順序に関する情報を格納するための特別なファイル形式があります。新規設定ファイルを含む
/share/mysql/charsets/
ディレクトリの再インストールが済んでいることを確認してください。
MySQL 4.0
で作成したデータを使用し、mysqld
を 4.1.x
ディストリビューションから起動するには、同じキャラクタセットと照合順序でサーバを起動する必要があります。この場合、データのインデックスを再作成する必要はありません。
上記を実行する方法は以下の 2 とおりです。
shell>./configure --with-character-set=... --with-collation=...
shell>./mysqld --default-character-set=... --default-collation=...
たとえば、mysql
を MySQL 4.0
danish
キャラクタセットと共に使用する場合、latin1
キャラクタセットと latin1_danish_ci
照合順序を使用する必要があります。
shell>./configure --with-character-set=latin1
--with-collation=latin1_danish_ci shell>./mysqld --default-character-set=latin1
--default-collation=latin1_danish_ci
次のセクションに示された表を使用し、古い 4.0 キャラクタセット名とそれに対応する 4.1 キャラクタセット/照合順序のペアを検索します。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.