MySQL バージョン 3.23.12 は、Linux-Alpha 上でテストされた最初の MySQL バージョンです。Linux-Alpha 上で MySQL を使用する予定の場合は、必ずこのバージョン以降の MySQL を使用してください。
Alpha 上のMySQL は、当社のベンチマークとテストスィートを使用してテストされましたが、適正に動作すると思われます。
現在、当社は、Alpha EV6 プロセッサを搭載した Compaq DS20 マシン上で、SuSE Linux 7.0 for AXP、カーネル 2.4.4-SMP、Compaq の C コンパイラ(V6.2-505)、および Compaq の C++ コンパイラ(V6.3-006) で MySQL バイナリパッケージをビルド中です。
上記のコンパイラは、http://www.support.compaq.com/alpha-tools/ にあります。gcc の代わりにこれらのコンパイラを使用することで、MySQL のパフォーマンスが約 9 〜 14% 向上します。
注意: MySQL バージョン 3.23.52 および 4.0.2
までは、バイナリは最新の CPU
だけを対象に最適化されていました(-fast
コンパイルオプションを使用して)。これは、Alpha
EV6
プロセッサを使用している場合にのみ当社のバイナリを使用できることを意味します。
その後のリリースからは、バイナリが確実にすべての
Alpha
プロセッサ上で動作するようにする、-arch
generic
フラグがコンパイルオプションに加えられました。また、当社では、ライブラリの問題を回避するために静的にコンパイルします。
CC=ccc CFLAGS="-fast -arch generic" CXX=cxx \ CXXFLAGS="-fast -arch generic -noexceptions -nortti" \ ./configure --prefix=/usr/local/mysql --disable-shared \ --with-extra-charsets=complex --enable-thread-safe-client \ --with-mysqld-ldflags=-non_shared --with-client-ldflags=-non_shared
egcs を使用する場合は、以下の configure 行を使用します。
CFLAGS="-O3 -fomit-frame-pointer" CXX=gcc \ CXXFLAGS="-O3 -fomit-frame-pointer -felide-constructors \ -fno-exceptions -fno-rtti" ./configure --prefix=/usr/local/mysql \ --disable-shared
Linux-Alpha 上で MySQL を実行した場合の既知の問題は以下のとおりです。
gdb 4.18
では MySQL
などのスレッドアプリケーションのデバッグが正常に行われない。代わりに、gdb
5.1 をダウンロードして使用する。
gcc
を使用している場合に、mysqld
を静的にリンクしようとすると、結果のイメージが起動時にコアダンプする。したがって、gcc
と一緒に
--with-mysqld-ldflags=-all-static
を使用しないようにする。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.