MySQL は、DBI
/DBD
クライアントインタフェースという形で Perl
をサポートします。See 項11.5. 「MySQL Perl API」。 Perl
DBD
/DBI
クライアントコードは、Perl バージョン 5.004
以降を必要とします。これより前のバージョンの
Perl
を使用している場合は、このインタフェースは正常に機能しません。
MySQL の Perl モジュールの作成には、MySQL クライアントの開発環境(ヘッダファイルや libmysqlclient ライブラリ)をインストールすることが必要です。 RPM ファイルから MySQL をインストールした場合は、開発環境は MySQL-devel RPM に含まれています。MySQL-devel パッケージをインストールしていることを確認してください。
バージョン 3.22.8 以降、Perl のモジュールはメインのMySQL ディストリビューションとは別に配布されています。Perl モジュールをインストールする場合は、http://www.mysql.com/downloads/api-dbi.html から必要なファイルを入手できます。
Perl
モジュールのディストリビューションは、tar
形式の圧縮アーカイブとして提供され、MODULE-VERSION.tar.gz
などの名前が付いています。この場合、MODULE
はモジュール名で、VERSION
はバージョン番号です。Data-Dumper
、DBI
、DBD-mysql
の各ディストリビューションを入手して、この順番でそれらをインストールする必要があります。インストール手順については、以下を参照してください。
ここでは、Data-Dumper
モジュールの場合の例で説明しますが、3
つのディストリビューションすべてで手順は同じです。
ディストリビューションをカレントディレクトリにアンパックする。
shell> gunzip < Data-Dumper-VERSION.tar.gz | tar xvf -
このコマンドによって、Data-Dumper-VERSION
という名前のディレクトリが作成される。
アンパックしたディストリビューションの最上位ディレクトリに移動する。
shell> cd Data-Dumper-VERSION
ディストリビューションをビルドして、すべてのものをコンパイルする。
shell>perl Makefile.PL
shell>make
shell>make test
shell>make install
make test
コマンドは、モジュールが正常に機能することを確認するので重要です。注意:
DBD-mysql
のインストール時にこのコマンドを実行してインタフェースコードを実行する場合は、MySQL
サーバが稼動していなければなりません。稼動していないとテストは失敗します。
新しいリリースの MySQL
をインストールするときは常に、DBD-mysql
ディストリビューションの再ビルドと再インストールを行うことをお勧めします。MySQL
をアップグレードした後にすべての
DBI
スクリプトが失敗するというような現象に気付いた場合は、特に推奨します。
システムディレクトリに Perl モジュールをインストールする権限がない場合や、ローカルの Perl モジュールをインストールする場合は、以下を参照してください。
http://servers.digitaldaze.com/extensions/perl/modules.html#modules
Installing New Modules that Require Locally Installed
Modules
という見出しの下を調べてください。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.