現在の BitKeeper ソースツリーから最新の Windows ソースパッケージをビルドするには、以下の手順で行います。 注意: この手順は、Unix または Unix ライクなオペレーティングシステムを実行しているシステム上で行う必要があります(この手順は、Linux などの場合に有効であることが知られています)。
MySQL の BitKeeper ソースツリーをコピーする(必要に応じて、バージョン 4.1 以降)。ソースツリーのコピー方法の詳細については、項2.3.4. 「開発ソースツリーからのインストール」の説明を参照。
サーババイナリが必要なため、ディストリビューションをコンフィギャしてビルドする。これを行う 1 つの方法は、ソースツリーの最上位ディレクトリで以下のコマンドを実行することである。
shell> ./BUILD/compile-pentium-max
ビルドプロセスが正常に完了したことを確認したら、ソースツリーの最上位ディレクトリから以下のユーティリティスクリプトを実行する。
shell> ./scripts/make_win_src_distribution
このスクリプトによって、Windows システム上で使用する Windows ソースパッケージが作成される。必要に応じて、このスクリプトに別のオプションを指定することができる。指定できるオプションは以下のとおりである。
--debug デバッグ。パッケージは作成しない。 --tmp tmp を指定する。 --suffix パッケージの名前のサフィックスを指定。 --dirname ファイルをコピーするディレクトリ名。 --silent ファイルの処理経過の詳細を出力しない。 --tar tar.gz パッケージを .zip パッケージの代わりに作成。 --help ヘルプの表示。
デフォルトでは、make_win_src_distribution
は、mysql-VERSION-win-src.zip
という名前の zip
形式の圧縮アーカイブを作成する。この場合、VERSION
は 使用している MySQL
ソースツリーのバージョンを表す。
作成した Windows ソースパッケージを Windows マシンにコピーまたはアップロードする。ソースパッケージのコンパイルは、項2.3.7.1. 「VC++ を使用した MySQL のビルド」 に記載されている手順で行う。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.