インストールの 2 種類の方法のうち、Connector/J
パッケージの
バイナリ配布物を使用する方法は極めて簡単です。バイナリ配布物は
Tar/Gzip または Zip
ファイルの状態で入手することができます。それをまず適当なロケーションに摘出し、オプションとして、CLASSPATH
を変更することで、パッケージの情報を利用可能にします
( 項24.4.2.2. 「ドライバのインストールと CLASSPATH
の構成」 参照 )
。
MySQL Connector/J は、ソース、クラス
ファイル、mysql-connector-java-
と名付けられた JAR アーカイブ、そして
Connector/J 3.1.8
からは、[version]
-bin.jarmysql-connector-java-
と名付けられたファイルにあるドライバのデバッグ
ビルドを含んだ、.zip または .tar.gz
アーカイブとして配布されています。
[version]
-bin-g.jar
Connector/J 3.1.9 からは、JAR ファイルを構成する
.class
ファイルは、ドライバ JAR
ファイルの一部としてのみ含まれています。
ドライバのデバッグ
ビルドは実稼動環境で実行するようには設計されておらず、使用するとパフォーマンスに悪影響が出るため、問題やバグを
MySQL AB
に報告する際に指示されない限り使用しないでください。また、デバッグ
バイナリは、Connector/J 配布物に添付された
src/lib/aspectjrt.jar
ファイルにある、Aspect/J ランタイム
ライブラリに依存します。
開発者は、適切なグラフィカル ユーティリティ、またはコマンドライン ユーティリティを使用して、配布物を未保管にする必要があります ( 例えば、.zip アーカイブには WinZip 、そして .tar.gz アーカイブには tar ) 。配布物には長いファイルネームがある場合があるので、GNU tar アーカイブ フォーマットを使用しています。配布物の .tar.gz 型を解凍するには、GNU tar ( または GNU tar アーカイブ フォーマットを理解するアプリケーション ) を使用する必要があります。