配布物アーカイブを摘出し終えたら、CLASSPATH
環境変数にフルパスを追加するか、JVM
を起動する際にコマンドライン スイッチ -cp
で直接指定して、クラスパスに
mysql-connector-java-[version]-bin.jar
を据えることで、ドライブをインストールすることができます。
JDBC DriverManager
でドライバを使用する場合は、com.mysql.jdbc.Driver
を java.sql.Driver
を実行するクラスとして利用します。
Unix 、Linux 、または Mac OS X 下の
CLASSPATH
環境変数を、ユーザのために
.profile
、.login
、または他のログイン
ファイル内でローカルに設定することができます。また、グローバル
/etc/profile
ファイルを編集すれば、グローバルに設定することも可能です。
例えば、C シェル (csh 、tcsh)
下では、次を使用して Connector/J ドライバを
CLASSPATH
に追加します :
shell> setenv CLASSPATH /path/mysql-connector-java-[ver]-bin.jar:$CLASSPATH
また、Bourne 互換シェル (sh 、ksh 、bash) では :
export set CLASSPATH=/path/mysql-connector-java-[ver]-bin.jar:$CLASSPATH
Windows 2000 、Windows XP 、そして Windows Server 2003 内では、System コントロール パネルを通して環境変数を設定する必要があります。
Tomcat か JBoss などのアプリケーション サーバと
MySQL Connector/J
を使用する場合、ほとんどのアプリケーション
サーバが CLASSPATH
環境変数を無視するため、サードパーティ
クラス
ライブラリの構成に関しては各ベンダーの説明資料をお読みください。J2EE
アプリケーション
サーバの構成例は、項24.4.5.2. 「J2EE および 他の Java フレームワークで Connector/J
を使用する」
を参照してください。ただし、特定のアプリケーション
サーバに対する JDBC
接続プール構成情報の信頼できるソースは、そのアプリケーション
サーバの資料になります。
サーブレット や JSP を開発していて、使用するアプリケーション サーバが J2EE に適合している場合、ドライバの .jar ファイルを webapp の WEB-INF/lib サブディレクトリに入れることができます。それが J2EE ウェブ アプリケーションのサードパーティ クラス ライブラリの標準ロケーションです。
また、使用する J2EE アプリケーション
サーバでサポートまたは要求されていれば、com.mysql.jdbc.jdbc2.optional
パッケージの MysqlDataSource か
MysqlConnectionPoolDataSource
を使用することもできます。Connector/J 5.0.0
からは、javax.sql.XADataSource
インターフェイスは
com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlXADataSource
クラスを介して導入され、MySQL
サーバのバージョン 5.0 と併用すると、XA
分散トランザクションをサポートします。
様々な MysqlDataSource クラスが、以下のパラメータを ( 標準セット ミューテータを通して ) サポートしています :
user
password
serverName ( フェイル オーバ ホストについて前セクションを参照 )
databaseName
port