実行可能なプログラム作成で、ソースから MySQL 配布を構築した後の Windows 環境でのスクリプトです。バイナリとサポート ファイルを ZIP ファイルのパッケージです。これを MySQL をインストールする場所で解凍します。
make_win_bin_dist はシェル スクリプトですので、使用するには Cygwin をインストールしておく必要があります。
このプログラムは変更する可能性がありますが、現在は、ソース配布の root ディレクトリから、次のように呼び出します。
shell> make_win_bin_dist [options
] package_basename
[copy_def
...]
package_basename
引数が ZIP
ファイルのベース名になります。ファイルを解答したときに、ディレクトリの名前になります。
別のビルドからファイルを取り込む場合は、次に示すスクリプトを使用して、対象ファイルをコピーします。これは
relative_dest_name
=source_name
の copy_def
引数経由です。
例:
bin/mysqld-max.exe=../my-max-build/sql/release/mysqld.exe
ディレクトリを指定するときは、ディレクトリ全体がコピーの対象になります。
make_win_bin_dist でオプションを認識します。そのオプションは次の通りです。
デバッグ バイナリを梱包し、構成できなかった場合にはエラーを生成。
埋め込みサーバを梱包し、構成できなかった場合にはエラーを生成。デフォルトは構成したら梱包という設定。
mysql
バイナリのベース名にサフィックスを付ける。例:
-abc
というサフィックスで、mysqld-abc.exe
というバイナリになる。
構成できていたとしても、デバッグ バイナリを梱包しない。
構成できていたとしても、埋め込みサーバを梱包しない。
構成したものが Debug
を対象としているときに使用するオプション。通常のバイナリをデバッグ
バージョンと交換したい場合などに使用する。従って、分けている
debug
ディレクトリ
には使用しない。