mysql_configはMySQクライアントを編集して、それをMySQLに接続するのに有用な情報をあなたに提供します。
mysql_configは次のオプションをサポートします。
--cflags
検知すべきコンパイラーフラグは、ファイルとクリテカルなコンパイラーフラグ並びに libmysqlclient
ライブラリを編集するとき使う定義等です。
--include
MySQLを見いだすコンパイラオプションにはファイルが含まれています。(通常、このオプションの代わりに--cflags
を使うことにご留意ください。)
--libmysqld-libs
,
--embedded
MySQLが埋め込まれているサーバとリンクするのに必要なライブラリとオプション。
--libs
MySQLクライアントライブラリとリンクするのに必要なライブラリとオプション。
--libs_r
スレッドに対して安全なMySQLクライアントライブラリとリンクするのに必要なライブラリとオプション。
--port
MySQLを配置するとき規定されたデフォルトTCP/IPポート番号。
--socket
MySQLを配置するとき規定されたデフォルトUnixソケットファイル。
--version
配付されたMySQLのバージョン番号。
オプションの付いていないmysql_configを呼び出すと、それがサポートするすべてのオプションとそれらの値のリストが表示されます。
shell> mysql_config
Usage: /usr/local/mysql/bin/mysql_config [options]
Options:
--cflags [-I/usr/local/mysql/include/mysql -mcpu=pentiumpro]
--include [-I/usr/local/mysql/include/mysql]
--libs [-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqlclient -lz
-lcrypt -lnsl -lm -L/usr/lib -lssl -lcrypto]
--libs_r [-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqlclient_r
-lpthread -lz -lcrypt -lnsl -lm -lpthread]
--socket [/tmp/mysql.sock]
--port [3306]
--version [4.0.16]
--libmysqld-libs [-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqld -lpthread -lz
-lcrypt -lnsl -lm -lpthread -lrt]
mysql_configをコンマンドラインの中で使って、それが特定のオプションに対して表示する値を含めることができます。例えば、MySQLクライアントプログラムをコンパイルするために、mysql_configを次のように使います。
shell>CFG=/usr/local/mysql/bin/mysql_config
shell>sh -c "gcc -o progname `$CFG --cflags` progname.c `$CFG --libs`"
このような方法でmysql_configを使う時、バックチック(‘`
’)文字の中にそれが呼び出されているか確認してください。それは、シェルに、それを実行し、周囲のコマンドの中にそのアウトプットを代替えすることを告げます。