MySQLプログラムの多くがランタイムでセットすることができる内部変数を持っています。プログラム変数は、値をとる他の長いオプションと同じ方法を課されます。例えば、mysqlは、そのコミュニケーションバッファの最大サイズをコントロールするmax_allowed_packet
変数を持っています。mysqlのために16MBの値に
max_allowed_packet
変数をセットするためには、下記コマンドのどちらかを使用してください。
shell>mysql --max_allowed_packet=16777216
shell>mysql --max_allowed_packet=16M
第1のコマンドはバイトで値を指定します。第2はメガバイトで値を指定します。数値の値をとる変数については、値は、1024、10242乗または10243乗、それぞれの乗数を示すために、K
、M
あるいはG
(大文字か小文字のいずれか)の接尾辞で与えることができます。(例えば、max_allowed_packet
をセットするために使用された時、接尾辞はキロバイト、メガバイトあるいはギガバイトのユニットを示します)。
オプションファイルでは、可変セッティングが主要なダッシュなしで与えられます。
[mysql] max_allowed_packet=16777216
または :
[mysql] max_allowed_packet=16M
好みによって変数名中の下線はダッシュとして指定することができます。次のオプショングループは等価です。共に512MBにサーバの重要なバッファのサイズをセットします。
[mysqld] key_buffer_size=512M [mysqld] key-buffer-size=512M
注記 :MySQL
4.0.2以前は、セットするプログラム変数用の唯一の構文は--set-variable=
(あるいはオプションファイル中のoption
=value
set-variable=
)でした。この構文はまだ存在しますが、MySQL
4.0.2でもクレームが多いものです。
option
=value
サーバシステム変数の多くはまた、ランタイムでもセットすることができます。詳細は、項4.2.4.2. 「動的システム変数」 をご覧ください。