MySQLサーバは異なるSQLモードで機能し、これらのモードを各クライアントにそれぞれ適合させることができます。この機能では、各アプリケーションがサーバのオペレーティングモードをその要求に合わせることができます。
SQLモードでは、MySQLがどのSQL構文をサポートすべきかまたはどの種類のデータバリデーションを実行すべきか、といったサーバオペレーション分野が管理されています。つまり、モードを定義することにより、異なる環境で MySQL を使用でき、MySQL を別のデータ ベース サーバと併用できるようになります。
--sql-mode="
オプションでmysqldを起動させると、デフォルトのSQLモードが設定できます。MySQL
4.1からは、mode_value
"SET [SESSION|GLOBAL]
sql_mode='
ステートメントを使用してmode_value
'sql_mode
システム変数を設定することで、ランタイムのモード変更もできます。
SQLモードの設定に関するさらに詳しい情報は、項4.2.6. 「SQL モード」を参照してください。