監視対象のサーバをダウン状態にしなければならない場合があります。この場合、まず、エージェントを停止します。エージェントを停止すると、「Server is unreachable」 イベントの生成を回避できます。
たとえば、バックアップのためにサーバを停止するとします。この手順を次に示します。
削除するエージェントを停止します。
サービス/デーモンを停止します。
バックアップを実行します。
サービス/デーモンを再起動します。
エージェントを再起動します。
エージェントを停止または起動するには、以下を参照してください。
Windows – 項2.5.1. 「エージェントの起動および停止: Windows」
Mac OS X – 項2.5.2. 「Agent の起動および停止: Mac OS X」
MySQL サービス/デーモンを停止するには、使用しているサーババージョンに適した MySQL リファレンスマニュアルを参照してください。このマニュアルは http://dev.mysql.com/doc/refman からオンラインで参照できます。
上記の手順に従うことで、問題なくサーバをバックアップできます。これと対照的に、エージェントを実行したままサーバをダウン状態にすると、「Server is unreachable」 イベントが発生します。
エージェントを停止する場合、ルールに関連するロジックを変更することもできます。たとえば、ルール 「Server is unreachable」 のしきい値を変更しました。
%server.reachable% == THRESHOLD
上記を以下のように変更します。
%server.reachable% == THRESHOLD && CURTIME() NOT BETWEEN '22:00:00' AND '23:00:00'
これにより、バックアップを実行できる午後 10 時~11 時まで、ルールは事実上停止します。
ルールの編集の詳細については、図 6.2. 「ルール編集画面」を参照してください。特定のサーバ、またはサーバのグループに関するすべてのイベントを停止するには、項6.6. 「スクリプタブルなアドバイザのブラックアウト」を参照してください。