エラーログファイルには、mysqld
の起動時刻と停止時刻、および実行中に発生したエラーに関する情報が記録されます。
mysqld
が異常終了して
mysqld_safe
が mysqld
を再起動する必要がある場合、mysqld_safe
はこのファイルに restarted mysqld
行を書き込みます。自動チェックまたは自動修復が必要なテーブルを
mysqld
が見つけた場合、警告も記録されます。
一部のオペレーティングシステムでは、mysqld
が異常終了した箇所のスタックトレースがエラーログに記録されます。これを使用すると、mysqld
がどの時点で異常終了したかわかります。 See
項E.1.4. 「スタックトレースの使用」。
MySQL 4.0.10 以降、mysqld
がエラーログファイルを保存する場所を
--log-error[=filename]
オプションで指定できるようになっています。ファイル名を指定しなければ、mysqld
は Unix では mysql-data-dir/'hostname'.err
を、Windows では \mysql\data\mysql.err
を使用します。 flush logs
を実行すると、古いファイルには
--old
のプリフィックスが付き、mysqld
が空の新規ログファイルを作成します。
旧 MySQL バージョンでは、エラーログ処理は
mysqld_safe
によって行われ、エラーファイルは
'hostname'.err
にリダイレクトされます。このファイル名は、--err-log=filename
オプションで変更できます。
--log-error
を指定しない場合、または --console
オプションを使用した場合には、エラーは
stderr(端末)に書き込まれます。
Windows では、--console
を指定しなければ、出力は常に
.err
ファイルに書き込まれます。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.