mysqlcc
(MySQL
コントロールセンタ)はプラットフォームに依存しないクライアントで、MySQL
データベースサーバへのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供します。対話使用をサポートし、構文強調やタブ完成の機能も含まれます。データベース、テーブル、およびサーバの管理もできます。
現在、mysqlcc
は Windows
プラットフォームと Linux
プラットフォームで動作します。
mysqlcc
は MySQL
ディストリビューションには含まれていませんが、http://www.mysql.com/downloads/
からダウンロードできます。
mysqlcc
は、以下のオプションをサポートします。
-?, --help
ヘルプを表示して終了する。
-b, --blocking_queries
クエリのブロックを使用する。
-C, --compress
サーバ/クライアントプロトコルで圧縮を使用する。
-c, --connection_name=name
--server
のシノニム。
-d, --database=...
使用するデータベース。これは主に、my.cnf
ファイルで使用。
-H, --history_size=#
クエリウィンドウのヒストリサイズ。
-h, --host=...
指定のホストに接続する。
-p[password], --password[=...]
サーバ接続時に使用するパスワード。パスワードをコマンドラインで指定しなかった場合、プロンプトが表示される。注意:
ショート形式の -p
を使用する場合、オプションとパスワードの間にスペースを入れてはいけない。
-g, --plugins_path=name
MySQL コントロールセンタのプラグインが置かれているディレクトリのパス。
-P port_num, --port=port_num
接続に使用する TCP/IP ポート番号。
-q, --query
起動時にクエリウィンドウを開く。
-r, --register
起動時に 'Register Server' ダイアログを開く。
-s, --server=name
MySQL コントロールセンタの接続名。
-S --socket=...
接続に使用するソケットファイル。
-y, --syntax
構文強調および完成を有効化。
-Y, --syntax_file=name
完成する構文ファイル。
-T, --translations_path=name
MySQL コントロールセンタ翻訳の置かれているディレクトリのパス。
-u, --user=#
カレントユーザでない場合のログインユーザ。
-V, --version
バージョン情報を出力して終了する。
-O
または --set-variable
には以下の変数も設定できます。 注意:
--set-variable=name=value
および -O
name=value
構文は、MySQL 4.0
で廃止されました。代わりに
--name=value
を使用してください。
変数名 | デフォルト | 説明 |
connect_timeout | 0 | 接続タイムアウトまでの秒数。 |
local-infile | 0 |
LOAD DATA INFILE の LOCAL
機能の無効化(0)または有効化(1)。 |
max_allowed_packet | 16777216 | サーバ間での送受信可能な最大パケット長。 |
net_buffer_length | 16384 | TCP/IP およびソケット接続用バッファ。 |
select_limit | 1000 |
--safe-updates 使用時の SELECT
の自動制限。 |
max_join_size | 1000000 |
--safe-updates 使用時に 1
回の結合で扱うレコードの自動制限。 |
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.