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MySQL Connector/ODBC は、業界基準の Open Database Connectivity ( ODBC ) API を使用して、MySQL データベースへアクセスする MySQL ODBC ( 前称は MyODBC ドライバ ) の一種です。この資料では、ODBC 3.5x に対応して MySQL データベース へのアクセスを可能にするバージョン、Connector/ODBC 3.51 について説明します。
Connector/ODBC 3.51 以前のバージョンのマニュアルは、該当バイナリもしくはソース配布物に含まれている場合もあります。
ODBC API 標準と使い方についての詳細は、http://www.microsoft.com/data/ を参照してください。
この資料のアプリケーション開発に関する情報は、読み手が C 言語の実務知識、 DBMS に関する一般知識を持ち、なにより MySQL に精通していることを前提に記載されています。MySQL の機能とそのシンタックスの詳しい情報は、http://dev.mysql.com/doc/ をご覧ください。
通常、Connector/ODBC は Windows マシンのみにインストールされます。Unix および OS X では、ネイティブ MySQL ネットワークか、名前付きパイプを使用して、MySQL データベースと通信することができます。Unix か Mac OS X を使用するならば、データベースとの通信に ODBC インターフェイスが必要なアプリケーションには、Connector/ODBC が必要になることもあります。MySQL との通信に ODBC が必要なアプリケーションには、ColdFusion 、Microsoft Office 、Filemaker Pro などがあります。
Unix ホストに Connector/ODBC コネクタをインストールする場合は、ODBC マネージャーも忘れずにインストールしてください。
重要事項 :
Connector/ODBC のインストールのヘルプは 項24.1.2. 「Connector/ODBC のインストール」 を参照。
Windows ホストから、Connector/ODBC を使用して MySQL データベースへ接続する方法の詳細は 項24.1.4.2. 「Connector/ODBC を介する MySQL データベースとの接続のステップガイド」 を参照。
Connector/ODBC を使い、Microsoft Access を MySQL データベースへのインターフェイスとして利用する場合は 項24.1.4.4. 「Microsoft Access で Connector/ODBC を使用する」 を参照。
最後の自動インクリメント ID の取得方法等、Connector/ODBC の使い方の一般的なヒントは 項24.1.6.1. 「Connector/ODBC 一般機能」 を参照。
Connector/ODBC を特定のアプリケーションと使用する際のヒントやよくある質問は、項24.1.6.2. 「Connector/ODBC アプリケーション別情報」 を参照。
よくある質問に対する回答のリストは 項24.1.6.3. 「Connector/ODBC エラーコード と 解決法 :」 。
Connector/ODBC の利用に関して、さらにサポートが必要な場合は、項24.1.7. 「Connector/ODBC サポート」 を参照。