config.ini
ファイルの
[MYSQLD]
および [API]
のセクションは MySQL サーバー (SQL ノード)
およびクラスタ
データへのアクセスに使用される他のアプリケーション
(API ノード)
を定義します。表示されたパラメータのどれも必要ありません。コンピュータ名およびホスト名の提供が無い場合、ホストのいずれかが
SQL あるいは API ノードを使用できます。
一般的には、[MYSQLD]
セクションは SQL
インターフェースをクラスタに提供している
MySQL
サーバーを示すために使用され、[API]
セクションはクラスタのデータにアクセスしている
mysqld
プロセスよりはアプリケーションに使用されますが、2
つの名前は実際は同義語です。例えば、[API]
セクションの SQL
サーバーとしての役割を果たしている MySQL
サーバーにパラメータを記入できます。
Id
値はすべてのクラスタの内部メッセージのノードを識別するために使用されます。それは
1 ~ 63
の整数で、クラスタ無いのすべてのノード
ID に対して一意出なければなりません。
これは config.ini
ファイルの
[COMPYUTER]
セクションで定義されたコンピュータ
(ホスト) の id
セットのことを意味します。
このパラメータを指定することで SQL
ノード (API ノード)
が常駐するコンピュータのホスト名を定義します。localhost
以外のホスト名を指定するには、このパラメータあるいは
ExecuteOnComputer
のいずれかが必要です。
このパラメータはどのノードがアービトレーターとしての役割を果たすかを定義します。MGM
ノードおよび SQL
ノードの両方がアービトレーターになれます。0
の値は所定のノードがアービトレータとして使用されないことを意味し、1
の値はアービトレーターとしての優先度が高く、2
の値は優先度が低いことをいみします。通常の設定ではマネジメント
サーバーをアービトレーターとして使用し、ArbitrationRank
を 1 (デフォルトt) に、すべての SQL
ノードに対しては 0 に設定します。
この値を 0 (デフォルト) 以外に設定するとアービトレーション要求に対するアービトレーターの応答は指定されたミリセカンド数によって遅延されます。通常この値を変更する必要はありません。
インデックスのフル
テーブルあるいは範囲スキャンに翻訳されたクエリに対しては、レコードを適切なサイズで取り出すことがベスト
パフォーマンスには重要です。適切なサイズをレコード数
(BatchSize
) およびバイト
(BatchByteSize
)
の両方で設定できます。実際のバッチ
サイズは両方のパラメータで制限されます。
クエリが実行去れる速度はこのパラメータの設定によって 40% 以上変化します。今後のリリースでは、MySQL Server にクエリのの種類に基づいた適切なバッチ サイズに関するパラメータの設定を取り入れます。
このパラメータはバイト数で測定され、そのデフォルトの値は 32KB です。
このパラメータはレコード数で測定されそのデフォルトの設定値は 64 です。最大サイズは 992 です。
バッチ サイズは各データ ノードから送られる各バッチのサイズです。多くのスキャンは MySQL Server を並列の多くのノードからデータを余り多く受け取らないようにするために並列で行われます。このパラメータはすべてのノードに対してバッチの合計を制限します。
このパラメータのデフォルトの値は 256KB です。最大のサイズは 16MB です。
ここに表示しているmySQL
クライアントの SHOW STATUS
を使用して Cluster SQL として実行されている
MySQL サーバーから情報を入手できます。
mysql> SHOW STATUS LIKE 'ndb%';
+-----------------------------+---------------+
| Variable_name | Value |
+-----------------------------+---------------+
| Ndb_cluster_node_id | 5 |
| Ndb_config_from_host | 192.168.0.112 |
| Ndb_config_from_port | 1186 |
| Ndb_number_of_storage_nodes | 4 |
+-----------------------------+---------------+
4 rows in set (0.02 sec)
これらの Cluster システムのステータス変数に関する情報は、項4.2.5. 「ステータス変数」 を参照してください。