バックアップは所定の時間でのデータベースのスナップショットです。バックアップは 3 つの主な要素で構成されます。
メタデータ:すべてのデータベース テーブルの名前と定義
テーブル レコード:バックアップしたときのデータベース テーブルに保存された実際のデータ
トランザクション ログ:データがデータベースにどのように何時保存されたを記録したシーケンシャルなレコード
これらの各要素はバックアップに使用されたすべてのノードに保存されます。バックアップ中に、各ノードはこれらの 3 つの要素をディスクの 3 つのファイルに保存します。
BACKUP-
backup_id
.node_id
.ctl
コントロール情報およびメタデータを含むコントルール ファイルです。各ノードは同じテーブル定義 (クラスタのすべてのテーブルの) をこのファイルのそれ自身のバージョンに保存します。
BACKUP-
backup_id
-0.node_id
.data
テーブル レコードを含むデータ ファイルで、フラグメント毎に保存されます。つまり、バックアップ中に異なるノードが異なるフラグメントを保存します。各ノードに保存されたファイルがテーブルにどのデータが入っているかを示すヘッダーから始まります。レコードのリストに続いてすべてのレコードのチェックサムを含むフッターが表示されます。
BACKUP-
backup_id
.node_id
.log
実行されたトランザクションのレコードを含むログ ファイルバックアップで保存されたテーブルのトランザクションのみがログの保存されます。バックアップに関わったノードは異なるノードは異なるデータベースのフラグメントをホストするために異なるレコードを保存します。
上記おリストで、backup_id
はバックアップ識別子を表しており、node_id
はファイルを作成する一意の識別子を表します。