マネジメント サーバーはクラスタの設定ファイルを読み込みこの情報をそれを要求したクラスタのすべてのノードに配布するプロセスです。それはまたクラスタの活動に関するログを維持します。マネジメント クライアントはマネジメント サーバーに接続してクラスタの状況をチェックします。
マネジメント サーバーを起動するときには接続文字列を指定することは厳密には必要ありません。しかし、1 つ以上のマネジメント サーバーを使用している場合には、接続文字列を提供しクラスタの各ノードはそのノード ID を明示的に指定する必要があります。
接続の字列の使用に関する情報は
項14.4.4.2. 「クラスタの 接続文字列
」
を参照してください。項14.6.5. 「MySQL Cluster プロセスのコマンド オプション」
は、ndb_mgmd
の他のオプションについて説明しています。
以下のファイルはその起動ディレクトリにある
ndb_mgmd
によって作成あるいは使用され、cofig.ini
で指定されたように DataDir
に配置されます。その後のリストでは、node_id
は一意のノード識別子です。
config.ini
は全体としてはクラスタの設定ファイルです。このファイルはユーザーが作成しマネジメントサーバーが読み込みます。項14.4. 「MySQL Cluster の設定」、はファイルの設定について説明します。
ndb_
はクラスタのイベント ログ
ファイルです。それらのイベントの例としてチェックポイントの起動および完了、ノードの起動イベント、ノードの失敗、およびメモリ使用のレベルを含みます。完全なクラスタ
イベントのリストおよびその説明は
項14.7. 「MySQL Cluster の管理」
にあります。
node_id
_cluster.log
クラスタのログ サイズが 100
万バイトになると、そのファイルは
ndb_
に名前が変わります。そこでは
node_id
_cluster.log.seq_id
seq_id
はクラスタのログ
ファイルのシーケンス番号です。(例:シーケンス番号の
1、2、3
の番号の付いたファイルが既に存在する場合には、次のログ
ファイルは 4
の番号の付いた名前になります。)
ndb_
は node_id
_out.logstdout
および
stderr
に使用されるファイルでマネジメント
サーバーが daemon
として稼動しているときに使用されます。
ndb_
はマネジメント サーバーを daemon
として使用稼動しているときに使用されるプロセス
ID です。
node_id
.pid