MySQL サーバを --log-bin
オプションで起動して、バイナリ
ロギングを可能にしておくと、mysqlbinlog
ユーティリティを利用して、起点と終点を指定して
(例:前回バックアップをした時点から現在まで、など)、バイナリ
ログ
ファイルからデータのリカバリができます。mysqlbinlog
を使用したバイナリ
ログの有効化に関する詳細は、項4.11.4. 「バイナリ ログ」
および 項7.10. 「mysqlbinlog — バイナリログファイルを処理するためのユーティリティ」
を参照してください。
MySQL Enterprise. MySQL Network Monitoring and Advisory Service では、書き込みごとにディクスとの同期化し、データ リカバリを最大限活用するための情報を提供しています。詳細は http://www-jp.mysql.com/products/enterprise/advisors.html を参照してください。
バイナリ
ログからデータをリストアするには、まず、現行のバイナリ
ログ
ファイルの場所と名前を知る必要があります。デフォルトでは、サーバがデータ
ディレクトリにバイナリ
ログを作成していますが、パスは
--log-bin
を使用して、別の場所に指定することができます。通常、システムにもよりますが、オプションは
my.cnf
または
my.ini
などのオプション
ファイルで与えます。サーバ起動時にコマンドラインから与えることも可能です。現行のバイナリ
ログ
ファイルの名前を確認するには、次のステートメントを発行します。
mysql> SHOW BINLOG EVENTS\G
または、コマンドラインから、次のコマンドを実行します。
shell> mysql -u root -p -E -e "SHOW BINLOG EVENTS"
mysql
プロンプトで、サーバのroot
パスワードを入力します。