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このセクションでは、MyISAM
テーブルをチェックまたは修復するための
myisamchk
について説明します。このテーブルには、データを保存する
.MYD
ファイル、.MYI
ファイル、そしてインデックスがあります。myisamchk
の基本的な背景に関しては、項7.4. 「myisamchk — MyISAM テーブル メンテナンス ユーティリティ」
を参照してください。
myisamchk を使用して、データベース テーブルの情報を取得、またはチェック、修復、最適化を行います。順次に操作の仕方、テーブルの保守スケジュールのセットアップについて説明します。
myisamchk でのテーブルの修復は安全性に優れていますが、テーブルに対して多くの変更が伴う保守では、作業を始める前に バックアップを取ります。
インデックスに影響を与える
myisamchk
の操作は、FULLTEXT
のインデックスをフル
テキストのパラメータで再構築することになります。このパラメータは、MySQL
サーバで使用する値との互換性があります。よって、この問題を回避するには、項7.4.1. 「myisamchk 一般的なオプション」
のガイドラインに従ってください。
場合によっては、myisamchk で、SQL
ステートメントを使用して MyISAM
テーブルの保守を行うことは通説より簡単です。
MyISAM
テーブルのチェックまたは修復には、CHECK
TABLE
または REPAIR TABLE
を使用。
MyISAM
テーブルの最適化には、OPTIMIZE
TABLE
を使用。
MyISAM
テーブルの分析には、ANALYZE
TABLE
を使用。
これらのステートメントは、mysqlcheck
クライアント
プログラムを利用して、直接に使用できます。これには、myisamchk
に対するこれらのステートメントは、サーバがすべての作業を行うという利点があります。myisamchk
で作業を行うときは、myisamchk
とサーバの間でそのテーブルを同時に使用
(不要なやり取り)
していないことを確認してください。詳細は、項12.5.2.1. 「ANALYZE TABLE
構文」,
項12.5.2.3. 「CHECK TABLE
構文」、項12.5.2.5. 「OPTIMIZE TABLE
構文」、項12.5.2.6. 「REPAIR TABLE
構文」
を参照してください。