レプリケーションは、バックアップ ソリューションとして、マスタからスレーブへデータを複製してデータ スレーブをバックアップできます。スレーブはマスタで稼動しているオペレーションに影響を与えることなく、一時停止やシステム終了ができるため、通常はマスタ データベースのシャツとダウンしなければならない、ライブデータのスナップショットを効率的に生成できます。
データベースをどのようにバックアップするかは、データベースのサイズに依存します。また、データだけをバックアップするのか、予期していないイベントが発生したときにスレーブを立て直すためにデータとレプリケーション スレーブの状態をバックアップするのかなどによって異なります。これには、2 つの選択肢があります。
マスタのデータをバックアップするようにするソリューションとしてレプリケーションを利用する場合には、データベースのサイズが超過している場合は、mysqldump
ツールを使うことをお勧めします。詳細は
項5.3.1.1. 「mysqldump
を使用したバックアップ」
を参照してください。
mysqldump
が実用的ではない大型のデータベースには、生データのファイルをバックアップできます。生データ
ファイルのオプションを使用するということは、スレーブ障害のイベントでスレーブを再生できるバイナリ
ログとリレー
ログをバックアップするということです。詳細は
項5.3.1.2. 「生データのバックアップ」
を参照してください。