MySQL 3.23.38 以降、Windows ディストリビューションに標準の MySQL と MySQL-Max の両方のサーババイナリが含まれるようになりました。 以下に各種の MySQL サーバの一覧を示します。この中からサーバを選択できます。
バイナリ | 説明 |
mysqld |
デバッグコードおよび自動メモリ割り当てのチェック、シンボリックリンクの機能、InnoDB
テーブルおよび BDB
テーブルを組み込んでコンパイルされている。 |
mysqld-opt |
最適化されたバイナリ。バージョン 4.0
以降、InnoDB
が有効になっている。4.0
より前のバージョンでは、このサーバにトランザクションテーブルの機能は含まれていない。 |
mysqld-nt |
名前付きパイプの機能を組み込んで NT/2000/XP 向けに最適化されたバイナリ。 |
mysqld-max |
シンボリックリンクと、InnoDB
テーブルおよび BDB
テーブルを組み込んで最適化されたバイナリ。 |
mysqld-max-nt |
mysqld-max
と似ているが、名前付きパイプの機能を組み込んでコンパイルされている。 |
上記のバイナリはすべて、最新の Intel プロセッサ向けに最適化されていますが、Intel i386 クラス以上のすべてのプロセッサで動作します。
mysqld-nt
サーバまたは
mysqld-max-nt
サーバは、名前付きパイプ接続をサポートします。これらのサーバのどちらかを使用する場合、名前付きパイプの使用には以下の制約があることに留意してください。
サーバは、名前付きパイプをサポートする Windows のバージョン(NT、2000、XP)で実行する必要がある。
バージョン 3.23.50
からは、--enable-named-pipe
オプションを使用してサーバを起動した場合にのみ、名前付きパイプが有効になる。
これらのサーバは、Windows 98 または Me で実行することができるが、TCP/IP がインストールされている場合に限られる。つまり、名前付きパイプを使用した接続はできない。
Windows 95 では、これらのサーバを使用することはできない。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.