Windows 95、98、または Me では、MySQL クライアントは常に TCP/IP を使用してサーバに接続します。Windows NT、2000、XP などの NT ベースのシステムでは、クライアントには 2 つの選択肢があります。つまり、TCP/IP を使用するか、サーバが名前付きパイプ接続をサポートしている場合は名前付きパイプを使用します。
サーババイナリの実行の詳細については、項2.1.1.3. 「Windows MySQL 環境の準備」 を参照してください。
このセクションでは、MySQL サーバの起動方法の一般的な概要を説明します。 特定のバージョンの Windows に固有の詳細については、後続の各セクションで説明します。
これらの各セクションで示される例では、MySQL
がデフォルトの場所である
C:\mysql
にインストールされていることが前提となっています。MySQL
を別の場所にインストールしている場合は、例に示されているパス名を調整してください。
テストは、コンソールウィンドウ(``DOS 窓'')のコマンドプロンプトから行うことをお勧めします。この方法をとると、サーバからのステータスメッセージを見やすいウィンドウで表示することができます。設定に問題がある場合に、これらのメッセージによって問題の特定と修正が容易になります。
サーバが格納されているディレクトリにいることを確認してから、以下のコマンドを入力します。
shell> mysqld --console
InnoDB
が含まれているサーバの場合は、サーバの起動時に以下のメッセージが表示されます。
InnoDB: The first specified datafile c:\ibdata\ibdata1 did not exist: InnoDB: a new database to be created! InnoDB: Setting file c:\ibdata\ibdata1 size to 209715200 InnoDB: Database physically writes the file full: wait... InnoDB: Log file c:\iblogs\ib_logfile0 did not exist: new to be created InnoDB: Setting log file c:\iblogs\ib_logfile0 size to 31457280 InnoDB: Log file c:\iblogs\ib_logfile1 did not exist: new to be created InnoDB: Setting log file c:\iblogs\ib_logfile1 size to 31457280 InnoDB: Log file c:\iblogs\ib_logfile2 did not exist: new to be created InnoDB: Setting log file c:\iblogs\ib_logfile2 size to 31457280 InnoDB: Doublewrite buffer not found: creating new InnoDB: Doublewrite buffer created InnoDB: creating foreign key constraint system tables InnoDB: foreign key constraint system tables created 011024 10:58:25 InnoDB: Started
サーバが起動シーケンスを終了すると、クライアント接続をサービスする準備ができたことを示す以下のようなメッセージが表示されます。
mysqld: ready for connections Version: '4.0.14-log' socket: '' port: 3306
続いて、サーバが生成したその他の診断出力がコンソールに出力されます。新しいコンソールウィンドウを開いて、そのウィンドウでクライアントプログラムを実行することができます。
--console
オプションを省略すると、診断出力はデータディレクトリ内のエラーログに書き込まれます。エラーログは、.err
拡張子を持つファイルです。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.