myisamchk はテーブル修復オペレーション用の以下のオプションをサポートしています。
.MYD
ファイルのバックアップを
として作成する。
file_name
-time
.BAK
キャラクタ セットがインストールされるディレクトリです。項4.10.1. 「データおよびソート用キャラクタ セット」 を参照してください。
テーブルのチェックサム情報を修正する。
--data-file-length=
len
,
-D len
データファイルの最高長さ(「full」 時データファイルを再作成する場合)。
データファイルから全ての行をリカバーする修復を試みる。これは通常、役に立たない行も取り込んでしまう。よほど切羽詰っていない限り、このオプションは使用しないでください。
アボートする代わりに、古い中間ファイルをオーバーライトする(
などの名前を持つファイル)
tbl_name
.TMD
myisamchk では、オプション値はどのインデックスを更新すべきかを指し示す、ビット値です。オプション値の各バイナリ ビットは、最初のインデックスがビット0のところ、テーブル インデックスと対応しています。0のオプション値は全てのインデックスへの更新を無効にし、これによりインサートのスピードを上げることができます。無効化されたインデックスは myisamchk -r を使用して有効化することができます。
myisamchk が記憶するためのメモリを確保できない場合、ある一定の長さの行をスキップします。
-r
と -n
同じテクニックを使いますが、異なるスレッドを使用して全てのキーをパラレルで作成します。これはベータ級コードです。ユーザの責任で使用してください。
データファイルを改良しないことで、修復のスピードを上げられます。このオプションを2回指定することで、複製キーの場合 myisamchk を使用して強制的にオリジナルデータファイルを改良させることができます。
ユニークではなユニークキー以外のほぼ全ての問題を解決することのできる修復を実行します(MyISAM
テーブルでこのエラーが発生する可能性は非常に低いです)。テーブルをリカバーしたい場合、このオプションを先に試してください。--safe-recover
は、myisamchk
が --recover
を使用してもテーブルがリカバーできないと報告した場合のみ、試すべきです。(非常に稀ではありますが、--recover
が失敗した場合、データファイルは無事なままです。)
メモリ容量に余裕がある場合、sort_buffer_size
の値を増やすことをお勧めします。
発見した行に基づいて、全ての行を読みこみ全てのインデックス
トリーを更新する古いリカバリ手段をとります。この方法は
--recover
よりも格段に遅くなりますが、--recover
では対応できない稀なケースにも対応できます。このリカバリメソッドは
--recover
よりもはるかに少ないディスクスペースを使用します。通常、まず
--recover
を使用して修復を行い、--recover
が失敗した場合、--safe-recover
を使用してください。
メモリ容量に余裕がある場合、key_buffer_size
の値を増やすことをお勧めします。
テーブル インデックスのソートに使用する照合順序を特定します。照合順序名の初めの部位がキャラクタセット名を示しています。
テンポラリ ファイルのサイズが大きくなりますが、キーの解決に強制的に myisamchk にソートを使用させます。
テンポラリ
ファイルのソートに使用されるディレクトリのパスです。これがセットされていない場合、myisamchk
は TMPDIR
環境変数の値を使用します。tmpdir
はテンポラリファイルの作成のためラウンドロビン形式でディレクトリ
パスのリストをセットするために用いられます。
ディレクトリ名の間にあるキャラクタは、ユニックス上ではコロン(‘:
’)であり、ウィンドウズ、Netware、OS/2ではではセミコロン(‘;
’)
になります。
myisampack でパックされたテーブルをアンパックします。