この項では、MySQL Cluster により提供されたイベント ログのタイプおよびログされたイベントのタイプについて説明します。
MySQL Cluster は 2 種類のイベント ログを提供します。
クラスタ ログ、、 はすべてのぅラスタ ノードが生成したイベントを含みます。クラスタ ログは単一のロケーションでのクラスタ全体のログ情報を提供するにでほとんどのケースに使用に推薦しているログです。
デフォルトでは、クラスタ
ログはndb_bgm
バイナリが常駐する同じディレクトリでファイル名
ndb_
で保存されます。 (そこでは
node_id
_cluster.lognode_id
はマネジメント
サーバーのノード ID です)。
クラスタのログ情報をファイルに追加あるいはファイルに保存される代わりに、
DataDir
および
LogDestination
設定パラメータに設定された値によって決められたように
stdout
あるいは
syslog
に送られます。これらのパラメータに関する情報は、項14.4.4.4. 「マネジメント サーバーの定義」
を参照してください。
ノード ログ は各ノードに対してローカルです。
ノードのイベント
ログにより生成された出力はノードの
DataDir
のファイル
ndb_
(そこでは node_id
_out.lognode_id
はノードのノード ID です)
に書き込まれます。ノードのイベント
ログはマネジメント ノードおよびデータ
ノードの両方に生成されます。
ノード ログはアプリケーションの開発時、あるいはアプリケーション コードのデバッグ時のみ使用されるように意図されたものです。
両方のログ タイプはイベントの異なるサブセットのログに設定できます。
各レポートされるイベントは 3 つの異なる基準で分類されます。
Category:これは以下の値のいずれかになります。STARTUP
、SHUTDOWN
、STATISTICS
、CHECKPOINT
、NODERESTART
、CONNECTION
、ERROR
、あるいは
INFO
。
Priority:これは 1 ~ 15 の番号で表示され、1 は「最も重要」で 15 は「それほど重要でない」ことを意味します。
深刻度:これは以下の値のいずれかになります。ALERT
、CRITICAL
、ERROR
、WARNING
、INFO
、あるいは
DEBUG
。
クラスタ ログおよびノード ログはどちらもこれらのプロパティでフィルタできます。
クラスタ ログで使用されているフォーマットを以下示します。
2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 1: Data usage is 2%(60 32K pages of total 2560) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 1: Index usage is 1%(24 8K pages of total 2336) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 1: Resource 0 min: 0 max: 639 curr: 0 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 2: Data usage is 2%(76 32K pages of total 2560) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 2: Index usage is 1%(24 8K pages of total 2336) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 2: Resource 0 min: 0 max: 639 curr: 0 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 3: Data usage is 2%(58 32K pages of total 2560) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 3: Index usage is 1%(25 8K pages of total 2336) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 3: Resource 0 min: 0 max: 639 curr: 0 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 4: Data usage is 2%(74 32K pages of total 2560) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 4: Index usage is 1%(25 8K pages of total 2336) 2007-01-26 19:35:55 [MgmSrvr] INFO -- Node 4: Resource 0 min: 0 max: 639 curr: 0 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 4: Node 9 Connected 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 1: Node 9 Connected 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 1: Node 9: API version 5.1.15 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 2: Node 9 Connected 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 2: Node 9: API version 5.1.15 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 3: Node 9 Connected 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 3: Node 9: API version 5.1.15 2007-01-26 19:39:42 [MgmSrvr] INFO -- Node 4: Node 9: API version 5.1.15 2007-01-26 19:59:22 [MgmSrvr] ALERT -- Node 2: Node 7 Disconnected 2007-01-26 19:59:22 [MgmSrvr] ALERT -- Node 2: Node 7 Disconnected
クラスタ ログの各行には以下の情報が含まれます。
タイムスタンプ
フォーマット。
YYYY
-MM
-DD
HH
:MM
:SS
ログを実行しているノード タイプクラスタ
ログでは、これは常に [MgmSrvr]
です。
イベントの深刻度です。
イベントをレポートするノード ID です。
イベントの説明です。ログの表示されれ最も一般的なイベントのタイプfはチェックポイントが発生したときのクラスタの異なるノード間の接続と切断です。ケースによっては、その記述の中に状況の情報が含まれます。