SHOW TABLE STATUS [FROMdb_name
] [LIKE 'pattern
']
SHOW TABLE STATUS
は SHOW
TABLES
のように機能しますが、各テーブルに関する多くの情報を提供します。mysqlshow
--status db_name
コマンドを利用してこのリストを得る事もできます。
このステートメントもまたビューの情報を表示します。
SHOW TABLE STATUS
は次のフィールドを返します。
Name
テーブル名。
Engine
テーブルのストレージ エンジン。詳しくは 章 13. ストレージエンジンとテーブルタイプ を参照してください。
Version
テーブルの .frm
file.
のバージョン番号。
Row_format
行のストレージ
フォーマット(Fixed
、Dynamic
、Compressed
、Redundant
、Compact
)InnoDB
テーブルのフォーマットは
Redundant
か
Compact
としてレポートされます。
Rows
行数MyISAM
のようないくつかのストレージ
エンジンは、正確なカウントを格納します。InnoDB
のような別のストレージ
エンジンにとっては、この値はおおよその物であり、実際の値とは40から50%くらい異なります。そのような場合は、正確なカウントを得る為に
SELECT COUNT(*)
を利用してください。
Rows
値は
INFORMATION_SCHEMA
データベース内のテーブルには
NULL
です。
Avg_row_length
平均行長
Data_length
データ ファイルの長さ
Max_data_length
データ ファイルの最大長データ ポインタ サイズが利用されたと仮定して、これはテーブル内に格納できるデータの総バイト数です。
Index_length
インデックス ファイルの長さ
Data_free
割り当てられたけれど使用されていないバイト数
Auto_increment
次の AUTO_INCREMENT
値。
Create_time
テーブルが作成された時。
Update_time
データファイルが最後に更新された時。いくつかのストレージ
エンジンに対しては、この値は
NULL
です。例えば、InnoDB
はそのテーブルスペース内に複数のテーブルを格納し、データ
ファイルタイムスタンプは適応しません。
Check_time
テーブルが最後に確認された時。値が毎回
NULL
の場合、全てのストレージ
エンジンはこの時更新しません。
Collation
テーブルの文字セットと照合。
Checksum
ライブチェックサム値(もしあれば)。
Create_options
CREATE TABLE
と共に利用される特別オプション。
Comment
テーブルを作成する時に利用されるコメント(またはなぜ MySQL がテーブル情報にアクセスできなかったのかに関する情報)。
InnoDB
テーブルは、テーブル
コメントの中で、
それが属する所にテーブルスペースのフリー
スペースを報告します。共有テーブルスペースの中にあるテーブルには、これが共有テーブルスペースの空きスペースです。もし複数のテーブルスペースを利用していて、そのテーブルが専用のテーブルスペースを所有していたら、そのフリー
スペースはそのテーブルだけの物です。
MEMORY
テーブルに対して、Data_length
、Max_data_length
、そして
Index_length
値は割り当てられたメモリの実際の量を概算します。割り当てアルゴリズムは、割り当て操作の数を減らす為に、大量のメモリを確保します。
NDB Cluster
テーブルに対して、BLOB
カラムは考慮されないという例外はありますが、このステートメントのアウトプットは
Avg_row_length
と
Data_length
カラムのおおよその値を表します。
さらに、レプリカの数が Comment
カラム内に表示されます。(number_of_replicas
として)
ビューに関しては、Name
がビュー名を指示し、Comment
が
view
と言う事以外、SHOW
TABLE STATUS
に表示される全てのフィールドは
NULL
です。