Install ボタンをクリックすると、MySQL インストール ウイザードがインストールを開始し、次項以降で説明する変更をお客様のシステムに加えます。
レジストリの変更
MySQL インストール
ウイザードは標準的なインストールの状況で、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MySQL
AB
にある Windows レジストリ
キーを作成します。
MySQL インストール ウイザードは MySQL
Server 5.1
のようなインストールされる主なサーバのバージョン名でキーを作成します。それには
2 つの文字列の値、Location
および Version
が含まれます。Location
文字列にはインストール
ディレクトリへのパスが含まれます。デフォルトのインストールでは
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server
5.1\
が含まれます。Version
文字列にはリリース番号が含まれます。例えば、MySQL
Server 5.1.15-beta
のインストールでは、そのキーには
5.1.15-beta
の値が含まれます。
これらのレジストリ キーは外部のツールに
MySQL
サーバのインストール場所を認識させるので、MySQL
server のインストール
パスを決定するためのハードディスクの完全スキャンをしなくて済みます。レジストリ
キーはサーバの起動には必要ありません。MySQL
を noinstall
Zip
アーカイブを使用してインストールすると、レジストリ
キーは作成されません。
スタート メニュに戻る
MySQL インストール ウイザードが一般的な MySQL メニューの下にインストールした MySQL の主なバージョンの名前で Windows のスタートメニューに新たにエントリを作成します。例えば、MySQL 5.1 をインストールすると、MySQL インストール ウイザードが MySQL サーバ5.1 の欄を スタートメニューに作成さします。
以下のエントリがスタートメニュー欄に作成されます。
MySQL コマンドライン
クライアント:こらは
mysql コマンドライン
クライアントへのショウトカットで
root
ユーザーとして接続が設定されます。このショートカットは接続すると
root
ユーザーパスワード聞いてきます。
MySQL サーバインスタンス設定ウイザード:これは MySQL 設定ウイザードへのショートカットです。このショートカットで新たにインストールしたサーバ、あるいは既存のサーバを再設定します。
MySQL の説明資料:これは MySQL サーバのインストール ディレクトリにローカルで保存された MySQL サーバの説明資料へのリンクです。このオプションは MySQL サーバを基本インストール パッケージでインストールした場合には利用できません。
ファイルシステムへの変更
MySQL インストール ウイザードはデフォルトで
MySQL 5.1 サーバを
C:\
にインストールします。そこでは
Program
Files
\MySQL\MySQL Server
5.1
Program Files
はお客様のシステムのアプリケーションのデフォルトのロケーションで、5.1
は MySQL
サーバの中心となるバージョンです。これが
MySQL
サーバに推奨しているロケーションで、以前のデフォルトのロケーション
C:\mysql
を置き換えます。
デフォルトではすべての MySQL
アプリケーションは共通のディレクトリ
C:\
に保持され、Program
Files
\MySQLProgram Files
は
客様の Windows
にインストールした際のアプリケーション用デフォルトのロケーションです。開発マシンへの標準的なインストールは以下のようになります。
C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1 C:\Program Files\MySQL\MySQL Administrator 1.0 C:\Program Files\MySQL\MySQL Query Browser 1.0
これにより MySQL アプリケーションの特定にシステムでの管理と維持が用意になります。